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ヘアカラーの色落ちを防ぐには【美容師】と【あなた】の努力が必須という話。

ヘアカラーの色落ちを防ぐ方法が知りたい。

気に入ったヘアカラーの色をちょっとでも長くもたせたいんだけど、すぐ抜けてしまう。長持ちさせる方法はないかなぁ。

もしかして、いつものヘアケアに問題があったりして、、、。

という、悩みにこの記事はお答えします。

まず結論ですが、ヘアカラーの色持ちをよくするには、美容師とあなたが、両方努力しないとまず無理です。ヘアカラーもパーマも、まったくヘアケアしないで、いつもいい感じに保つのは不可能です。施術したらオッケーという考えはまず捨ててください。

という厳しい現実からスタートしたこの記事ですが、ヘアケアのコツを掴めば大丈夫ですし、しっかりやれよ、美容師という部分が大前提なので、過度の心配は不要です。

✅ この記事の内容

1 ヘアカラーの色落ちを防ぐ方法【美容師ができること】

2 ヘアカラーの色落ちを防ぐ方法【あなた自身ができること】

僕は美容師歴13年で、数え切れない人に色々な、ヘアカラーをしてきました。カラーの色持ちがよい人と、悪い人の傾向みたいなものは、熟知しています。その経験から得た、パターンみたいなものを、ご紹介していきますので、参考にしていただければと思います。※ 記事後半戦に書いています、こっちの内容だけ必要な人は次のページへ、ジャンプでどうぞ。

ヘアカラーの色落ちを防ぐ方法【美容師ができること】

美容師がヘアカラーをするときに、長持ちさせるためやっていることがあります。

・美容院のヘアカラーの流れをご紹介

・ヘアカラーの周期を考える

・ヘアカラーの色味を考える

こちらの内容でざっくり、こんなことやってんだと、ご理解ください。

あくまで、「こんだけ、すげーことやってるんだぜ、美容師ってやっぱ最高だよ、感謝して!」と、言いたいわけではありません、むしろこんなマインドの美容師は大嫌いです。

知っているとあなたの役に立つし、美容院でのヘアカラーのオーダーもやりやすくなります。そして記事後半の、ご自身のヘアケアにも絡んでくるので、ぜひ読んでみてください。

まずは美容院のヘアカラーの流れを知ろう

美容院のヘアカラーの流れを見てみると、色持ちがよくなる原因がわかるはずです。美容院のヘアカラーの流れは、

1 前処理(色を入りやすくするためのトリートメント)

2 薬剤を髪の毛に塗布

3 シャンプー・トリートメント

4 後処理(色落ちを防ぐトリートメント)

基本的には、こんな感じです。この流れの中にいくつかポイントがあるので、これから話します。

✅1 まずは前処理から、お話します。

ヘアカラーを定期的にやっている人の髪の毛は大小ありますが、必ず傷んでいます。この傷んだ状態の髪の毛にヘアカラーをしても綺麗に発色しません。

まずは、髪の毛のコンディションを整えてから、ヘアカラーの薬剤を塗ることで、過度にダメージさせず、綺麗な発色を実現させるという目的で、この前処理トリートメントが必要になるんです。

✅2 この部分がヘアカラーで、最重要だったりするのですが、そもそも希望の色味や明るさにするために、数種類のヘアカラー薬剤を調合する必要があります。

これをミスすると、「そもそも希望の色じゃないし、失敗した、、、」という結果になってしまいます。色落ちを防ぎ、長持ちさせる観点からも、かなり重要な部分で、希望する色味より、ちょっとだけ濃く色を入れて、色落ちも楽しめるようにすると、ヘアカラーを長い期間楽しめた=色持ちがよかったという気持ちになってもらえるよう工夫をしていたりします。

✅3と4 この項はさらっとで。美容院は何種類かシャンプー、トリートメントをラインナッップしていて、ヘアカラーやパーマ後のシャンプーを、通常使うものと、使い分けています。

後処理のトリートメントは、ヘアカラーやりたての、不安定な髪の毛を少しでも安定させる成分を塗り、色落ちが激しい、ヘアカラー後24時間の対策をしています。

この流れの中にも、ヘアカラーの色持ちをよくする方法をいくつも、入れ込んでいて、簡単にまとめると、

・ヘアカラーが定着しやすいベースを作り、希望の色味をしっかり表現し、色落ちしずらいように、ガードしている

ということに、なります。

ヘアカラーの周期と明るさについて

ヘアカラーをする周期も、色持ちに関係してきます。

この部分は単純に美容院のヘアカラーで、色味を重ねると、色持ちがよくなるということです。なぜ美容院でやるべきか?それは、先ほどご紹介した美容院のヘアカラーの流れで施術することで、髪の毛を過度に痛ませず、色の微調整ができるからです。

あなたが、ヘアカラーをする周期ってどれくらいでしょうか?僕のお店のお客さんで考えてみると、白髪染め→3週間〜1ヶ月半くらいおしゃれ染め→平均2ヶ月くらいだと思います。※ ブリーチなどかなり明るめのハイトーンカラーは、色の特性上、イレギュラーです。

白髪染めの場合、伸びてきた分を染めるだけのリタッチという施術をすることが多いので、色持ちという部分はあまり参考にならないかと思います。

ここでの注目点は、おしゃれ染めの頻度です。もちろん毎月ヘアカラーをすれば、色は持ちます。同系色で毎回染めれば、なおさらです。

体感的には、1ヶ月で第一段階の色落ちが終わり、2ヶ月経つ頃にはほとんど色味が無くなりただ明るいだけの状態になります。

img src=”puppy.jpg” alt=”ヘアカラー用の明るい毛束”

この毛束を見た事ある人は多いですよね?右方向にレベルが上がると、明るくなります。濃くヘアカラーの色味を入れている人は、10レベル以上になると、色落ち感は強くなります。

ヘアカラーって、希望の明るさまでまず明るくする→色味を入れるという工程を、同時進行させて、色を表現しているので、抜けるとただ明るいだけの状態に戻るんです。この状態に早い段階でならないようにする事も、色落ち予防に繋がる部分です。

まとめると、色味がぬけると、ヘアカラーをする際に、同時進行で進めていた明るくした部分だけが残るという状態になるんです。伸びてきた根元の黒髪と比較しても、差が目立ちすぎて、ヘアカラーしなきゃという気になってくるということですね。

この仕組みから、ヘアカラーの色持ちを考えると、ヘアカラー周期はなるべく早く、且つ、同系色で。ということになります。※ 後半に話す、ご自宅でできるヘアケアでこの周期は伸ばす事も可能です。

ヘアカラーの色味について

先ほど、同系色で、かつ短いスパンで、ヘアカラーすれば色持ちがよくなるとお話しました。これは、超事実なんですが、色味によっては抜けやすいものもあります。✅※ 大前提で、薄めの(明るめでクリアな)色味のほうが抜けやすいという部分を頭に置いてください

大きく3種類に分けます。

・レッド系やピンク系→抜けやすい

 

・アッシュ、マット(カーキ系)→赤系よりは色持ちがいいが、色味をしっかり感じるような明るさで入れると、抜けやすい

 

・ブラウン系→1番持ちが良い、濃くいれればなおさら◎

こんな感じかと。

img src=”puppy.jpg” alt=”明るめのピンクのヘアカラーの女性”

このような、きれいなピンク系の明るいカラーは、悲しいかな色落ちが早いです、、。

色味に関しては、美容師ができることと、あなたの希望の明るさや、色味の濃さの落とし所を見つけるという部分が大事なので、ヘアカラーの色持ちは、その都度変化すると言わざるを得ないと思います。

やってみたいヘアカラーの色味が、落ちやすい色の場合は、ある程度、色落ちを見据えてという考えも必要だということですね。

長くなってきたので、次のページでご自宅で、あなたが自分でできる、ヘアカラーの色落ち防止の方法をご紹介します!

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ABOUT ME
髪と日々
髪と日々
小さな美容室の店主。 月間200名の幅広い世代の指名客を担当する30代半ばの男です。 大切にしている事は店でお客さんと話すように記事にすること。 難しい言葉や専門用語、あんまり知っても為にならない事は書きません。